ジスロマックの中途半端な服用は注意

ジスロマックの画像

ジスロマックは様々な細菌に効果があります。ただし、自己判断で治療を中断したりせずにしっかり最後まで決められた量を服用しましょう。ジスロマックは途中で服用をやめてしまうと完治できずに細菌がまた増殖してしまう可能性がありますのでご注意ください。

ジスロマックを自己判断で服用してはダメ

マイクロライド系抗生物質製剤で有名なジスロマックは処方箋薬として厚生労働大臣の承認を得ています。日本では2000年6月から販売されています。感染症の治療に使われています。

細菌に感染すると腫れや発赤が生じます。悪化すると化膿して痛みや発熱などの症状が見られます。これは細菌に抵抗する免疫機能の働きによるものです。でも人体にとっては耐え難い反応です。
ジスロマックは感染の原因となってる細菌を殺菌する働きがあります。製造販売しているメーカーの添付文書には皮膚の感染症やリンパ関連、咽頭や気管支、尿道や子宮頸管、歯周などの炎症に適応できると記載されています。効果が強いことで有名で服用回数が少なくて済むことが特徴です。飲み忘れなどがないためしっかりと殺菌効果を持続させることができます。しかし、服用回数が少なくて済むからといって油断してはいけません。ジスロマックは細菌が死滅するまでしっかり飲むことが大切です。

処方医薬品は医師が処方箋を出して提供されるものです。体調や体重、治療歴などから適当な投与量を決める必要があるため、医師の診断が必要になります。医薬品はある症状に効果があると同時に望まない作用、いわゆる副作用もあります。特に服用方法を守らないと副作用の方が強く発現するおそれもあります。ジスロマックは強い医薬品で一回の服用で組織内の有効濃度が7日間や10日間続きます。適応される部位によって異なりますが、数日間は効果が持続します。だから、いっぱい飲めば早く効くなどと言う間違った考え方で服用すると異常な濃度になり悪影響です。重大な副作用として皮膚が壊死してしまうことや肝炎などの肝機能障害が予想されます。

正しい服用量を守っていないとせっかく良くなるものも別の障害を負うことになります。自己判断による服用は危険なので絶対に避けましょう。

ジスロマックは細菌感染に効果的

ジスロマックとは色々な細菌を効果的に殺菌するのに効果がある薬で抗生物質です。病気の発症の原因が細菌である多くの病気の治療薬として使用されています。ジスロマックの主成分はマクロライド系の抗生物質で非常に安全性が高く、妊婦の方でも服用することができる抗生物質です。

ジスロマックが良く使用される疾患としてはクラミジア感染症、淋菌感染症、副鼻腔炎があげられます。ジスロマックは安全性の高い薬ですが、抗生物質であるため自己流のいい加減な服用をするとかえって病原菌の耐性を高めてしまう原因になってしまうため注意が必要です。少しくらい症状が軽くなってきたからといって、自己判断で服用する量を減らしたりやめたりしてはだめです。用法用量をしっかりと守り原因菌を完全に死滅させることが重要です。ジスロマックは服用してから効果が早く表れ60時間以上も効果が続く医薬品です。一般的には1日3回食前・食後の決まりはありません。医師から指示された時間に服用するようにします。

ジスロマックは比較的副作用が少ないのですが、下痢、腹痛、嘔吐、食欲不振、発疹ができる、呼吸困難になるなどの副作用がでる場合があります。小さなお子様では下痢の症状が多く見られます。この薬を服用後は、いつもと違った症状がでていないか注意して様子を見ましょう。先にあげた副作用やアレルギー反応がでてくる場合があります。そのような時は医師や薬剤師にすぐ相談をしましょう。また、ジスロマックは他の薬を服用している場合、副作用がでる場合がありますので、他の薬を服用している方でジスロマックを一緒に服用する場合は必ず医師や薬剤師に相談してから服用するようにしましょう。

またジスロマックと同じマクロライド系の抗生物質にクラリスロマイシンというものがあります。クラリスロマイシンも色々な細菌に有効な抗生物質の一つです。ジスロマック同様にクラミジア感染症に有効とされていますが、クラミジアだけではなく、マイコプラズマ肺炎や、グラム陽性菌などにも有効だと言われています。さらにクラリスロマイシンは、高濃度だと肺炎球菌やインフルエンザ菌も殺菌してくれる効果があるのです。クラミジア感染症に有効な抗生物質には、ジスロマック以外にもクラリスロマイシンがあるのを覚えておくと良いでしょう。

ジスロマックはアレルギーを起こす危険性が少ない

近年の性教育普及に伴ってだんだんと知名度が上昇してきた、クラミジア・トラコマチス(クラムィズィア・トラコマティス)感染症こと性器クラミジア感染症。このクラミジアの感染者のうち10~20代が6割であるというデータもありますが、今その特効薬として注目を集めているのが抗生物質であるジスロマックです。性器クラミジア感染症だけではなくマイコプラズマ肺炎やアグリゲイティバクター・アクチノミセテムコミタンス感染症の治療薬としても用いられます。

そんなジスロマックですが、一体どのような仕組みで効くのでしょうか。そして一体どのような副作用を持つのでしょうか。

ジスロマックは対症療法薬に分類されるタンパク質合成阻害薬です。クラミジア・トラコマチス、マイコプラズマウイルス、アグリゲイティバクター・アクチノミセテムコミタンスはいずれもよく似た構造のタンパク質合成開始複合体(増殖した自分を構成するタンパク質を合成するためのタンパク質を作る信号を送るタンパク質)である70Sリボゾームに強引に結合します。これにより70Sリボゾームの受容体が事実上働かなくなります。これで病原菌の増殖を抑えることが出来るのです。

では、どのような副作用があるのでしょうか。臨床検査と発売後の成績試験におけるデータでは6.9パーセントに副作用や不審な点が見つかっています。内訳は下痢や軟便が3.28パーセント、ヒスタミンを不活性化させる能力を持つためアレルギーを抑えることのできる白血球、好酸球の数増加が2.67パーセント、肝臓をはじめ人体に広く分布する酵素であるアラニンアミノ基転移酵素の増加が2.21パーセント、白血球数の減少が1.60パーセントとなっています。

いずれもジスロマックの効能が裏目に出たかたちとなっているのが特徴です。

中でも好酸球の増加はアレルギーを直接抑える形となるため、ジスロマックが原因でのアレルギー反応の発生はしにくいと言えるでしょう。